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2020年11月18日(水)|07:00|おしらせ

「ニュースに出る経済数字の本当の読み方」公開(その22) 物価を上げれば、景気は良くなる?

1章-19 物価を上げれば、景気は良くなる?

POINT!  過去にさかのぼって見てみる

いまだに日銀は、「物価を年2%程度上げる」という目標にこだわっていますが、実際には1%にも満たないという状況です。

でも、私たちの経験から言うと、物価が上がっているときにはむしろ景気が悪かったような気がするのですが……。

本当に物価を上げると景気は良くなるのでしょうか?

➡「物価を上げて景気を良くする」作戦に、落とし穴はないの?

アベノミクスの最大のテーマは「デフレ経済からの脱却」です。ではデフレって一体何? 改めてこう問われると「物価が下がるという現象でしょ」という方と「いや、景気が悪いってことでしょ」という2 派に分かれるように思います。

実際、デフレという言葉には二重の意味があります。

1つは、物価の持続的な下落という元来の意味です。2 つ目には経済活動の収縮です。平たく言えば「景気が悪い」ということです。

「デフレ経済からの脱却」――ここで言うデフレとは、物価だけのことを指しているのではありません。物価を上げることはむしろ手段であり、それを通じて景気を良くすることが最終目標なのです。

そのために、アベノミクスでは「インフレ期待」という概念がキーワードとして用いられます。「人々のインフレ期待に働きかける」と言います。

人々は、物価が上がると思えば活発な消費、設備投資が行われるであろう。そうすれば企業は生産を拡大するだろう。

企業は儲かり、賃金が上がり、株が上がり、株で儲けた人はさらに高級品を買うようになり、将来への希望が持てるようになり……という好ましいスパイラルを作り出そうというのです。

さて、ここで考えるべきことは「物価が上がれば、景気は良くなるの?」です。

そこには落とし穴はないのでしょうか? 過去にさかのぼってみると、本当に物価が上昇しているときには景気は良かったのでしょうか?(→ 082 ページにて)

<メモ>

本書では「実際には1%にも満たない」と記しましたが、最新データでは、消費者物価指数の対前年比はマイナス0.3%(9月)。今年4月以降連続してマイナスなのですね(途中ゼロをはさむ)。

物価を上げれば人々は競って早めにモノを買う。これがこれまでの経済の理屈のベースにあったのですが、これって本当ですか?

これからどんどん物価が上がり続けると予想するときには、「とにかく早く買っておこう」としますか?胸に手を当てて正直に振り返ってみればわかることです。

<使ったデータ>

四半期別GDP一覧  推計結果⇒統計表一覧>四半期・寄与率「年率換算の実質季節調整系列(寄与度)」へ進む

消費者物価指数  ここから全国⇒月次>3、「中分類指数 前年同月比」へ進む。

 

*本ブログは「図解 ニュースに出る経済数字の本当の読み方」(WAVE出版・2019年5月30日付)のうち第一章分プラス<メモ>)、<使ったデータ>を無料公開するものです。

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角川総一
金融教育、金融評論家。
(株)金融データシステム代表取締役。1949年大阪生まれ。
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