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2017年09月24日(日)|22:46|1枚のグラフから

逆行する2つの消費者物価指数

「2%インフレ目標」。言うまでもなく、日銀にとり最も重要な政策ターゲット(目標)だ。

では、そのインフレ率(消費者物価指数の前年比)は過去1年を振り返った場合、上がったのかそれとも下がったのか?」。

消費者物価は上がっている下がっている
 

図表は、過去2年間にわたる2つの消費者物価指数をベースとしたインフレ率の推移を示したものだ。,禄祥茲ら消費者物価指数を代表するデータとみなされてきたもの。つまり、天候異変など景気以外の要因によってブレがちな生鮮食品の価格を除外して算出されたもの(生鮮食品除く)で「コア指数」とも呼ばれる。


ところが、数年前から日銀は以下のように主張し始めた。つまり「生鮮食品だけではなく、原油などエネルギーも景気には直接関係しない政治情勢や地政学的リスクなどでブレる。このためこれも除外した指数のほうが物価の基調的な動きを見るには適切だ」と。これが「コアコア指数」(生鮮食品及びエネルギー)だった。

ところがどうだ。,鉢△任呂修瞭阿がまるで逆だ。,埜ると、インフレ率は上昇する一方なのだが、日銀が重視する△埜ればインフレ率は下落している。インフレ率が下がっているのなら金融緩和策を強化しなければならない。適度に上がっているのなら緩和策の強化は必要ない。

ここで日銀はちょっと困った。つまり、2%のインフレ目標を掲げた日銀としては、観察できるインフレ率はできるだけ高い方がいい。「ほら、異次元緩和でインフレ率を2%まで引き上げるとの政策目標がある程度達成されているでしょ」と主張できるからだ。


実際、日銀が以上の△諒価指数を重視する見解を公表した時には、△里曚Δ,茲衞世蕕に高い水準にあった。図で見ても2015年秋には1%を超えている。従来から指標とされてきた,世箸擦い爾0.3%。,魎霆爐砲垢譴弌崙銀の異次元金融緩和の物価引上げ効果はなかったではないか」となりかねないのだ。

,鉢△琉磴い鬚發燭蕕靴燭里魯┘優襯ー価格動向だったのだ。2015年秋までは原油価格が上昇したものの、その後は急速に下落したことがこのような差をもたらした。

つまり、エネルギーを含めた指数,肋緇此含めない△浪射遒靴燭里澄F銀にしてみれば「こんなはずじゃなかった」。

マーケットの観点から、1つ重要なことを指摘しておこう。それは、物価からの影響を強く受ける長期国債の利回りは、 ↓△里Δ舛匹舛蕕箸隆愀犬深かったかという問題だ。これは誰の目にも明らかだ。

日銀が「物価の基調的な動きを示す」とした△任呂覆、エネルギーを含む,悗力動率が高い。つまり、長期金利の動向から見る限り、△「物価の基調を示す」とは言えないのである。

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角川総一
金融教育、金融評論家。
(株)金融データシステム代表取締役。1949年大阪生まれ。
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