notifications経済金融データ」で「マクロ経済指標」「マーケット指標」PDFをダウンロードできます。

notificationsツイッター「経済は連想ゲームだ」を配信中です。

『超入門 5分で日本経済一周の旅ガイド』注釈

角川総一オフィシャルサイト

『実況ライブ 日経電子版の歩き方 88のマーケットチャートを連想ゲームで全チェック』注釈

角川総一オフィシャルサイト

『もう古い常識には騙されない 8つの経済常識・新旧対照表』注釈

角川総一オフィシャルサイト

2000年04月23日(日)|12:30|Kindle注釈メモ『超入門 5分で日本経済一周の旅ガイド』

Kindle注釈『超入門5分で日本経済一周の旅ガイド』

角川総一楽器1600

 

 

 

コレが噂の経済指標マップ

flowchokusetu0425

 


 

GDPって簡単に言えばどういうことなの?

本文中ではGDPについて、ごく簡単な説明にとどめておきました。ここでもう少しきちんと説明しておきます。

GDPのGはグロス、Dはドメスティック、Pはプロダクト。つまり「国内総生産」です。国内で行われたあらゆる経済活動により生み出された生産規模を金額で示します。

小麦を植え、収穫して小麦粉にし、これを練って、焼いてパンを作った。小麦の苗は50円→小麦粉が150円→パンは350円となったとしましょう。この場合、これらの一連の生産活動を通じ、300円の新しい経済的な価値が生み出されたと考えよう。これがGDPです。

生産といっても、具体的に手に触れることができる製品だけではなく、理髪、教育、清掃などのサービスも含まれます。パンも理髪もどちらもそれを買う人のニーズを満たすという点では同じ意味を持つからです。

このGDPがどの程度のピッチで拡大しているか、もしくは縮小しているのかを「景気がいい、拡大している」とか「景気が悪い、後退している」と表現するのです。どんな経済統計データ表でも最初に掲げられるのがこのGDPです

ここでまず経済の大原則をご紹介します。それは、作られたものは、だれかによって買われ、作った人は所得を得るということです。つまり、「生産」されたものは「消費」され、生産した人に「所得」をもたらすということ。

つまり経済活動とは「生産」=「消費」=「所得」が基本です。経済学では「生産」=「支出」=「分配」と表現します。このうちとりあえず「生産」の面から経済を見よう、というのがGDPの基本的な考え方です。

こうした見方に立った場合、もっとも基本的な公式がこれです。

「GDP」+「輸入」    
=「個人消費」+「企業の設備投資」+「在庫増加」+「政府支出(投資)」+「住宅投資」+「輸出」

左辺は「国内に供給されたもの」です。そして右辺は「どんなふうにそれが買われたか」、つまり「需要」を示します。右辺はそれぞれ個人、企業、政府が買ったもの、個人が買った住宅、さらに最後は海外が買ったもの、となります。

「在庫増」というのがチョットわかりにくいかもしれません。これは、作ったけれど売れなかったので在庫品になったもの、です。つまり作った人が自分でそれを買った、と解釈するのです。こうすれば、作ったものはすべてだれかによって買われた、と辻褄が合います。つまり供給=需要です。

経済のものの考え方にはこのような辻褄合わせが結構あります。現実の動きを合理的に解釈するためには、どこかで辻褄合わせが必要なのです。辻褄を合わせるとは「・・・とみなす」と言った程度の意味ですね。

先に示したGDPの数式をチョット変形すると以下のようになります。

「GDP」
=「個人消費」+「企業の設備投資」+「在庫増加」+「政府支出(投資)」+「住宅投資」+(「輸出」−「輸入」)

このうち(「輸出」−「輸入」)は「純輸出」と呼ばれるもの。いわゆる貿易黒字です。

この式は何を意味しているか?そう、GDPを構成する右辺の各要素を点検していけば、GDPの全体像が浮かび上がってくる。つまり日本の景気コンディションを俯瞰できる、ということなのです。であれば、これらの要素(データ)をひとわたり歩いてみれば、景気の全体像が見えてくるはずです。

GDP項目例示cyj-2017

出所:内閣府

(クリックで拡大)

では本文にもどってGO !

このエントリーをはてなブックマークに追加
ブログのカテゴリー
記事総数:387件
最新の記事
月別アーカイブ
角川総一
金融教育、金融評論家。
(株)金融データシステム代表取締役。1949年大阪生まれ。
プロフィール
連絡先
「知るぽると(金融広報中央委員会)」掲載記事
経済指標の見方
金融指標の見方

「知るぽると」ホーム
新 刊




角川総一の本
角川総一の本
角川総一の本
角川総一の本
角川総一の本
角川総一の本
角川総一の本
サイト内検索
RSS
Twitter 経済は連想ゲームだ! Facebook